アクセス解析ツール「Google Analytics」の設置方法とチェックすべき項目
北海道は帯広生まれS2Lスタッフの陽葵(ひなた)です。ウェブサイトのパフォーマンスを把握するために欠かせないツール、「Google Analytics」の設置方法と、どの項目をチェックすべきかについて!
1. Google Analyticsの設置方法
1.1 Googleアカウントを作成
まずは、Google Analyticsを利用するためにGoogleアカウントが必要です。既にお持ちの方はそのまま次のステップへ。まだお持ちでない方は、Googleアカウントを作成しましょう。
1.2 Google Analyticsにサインアップ
Googleアカウントにログインした状態で、Google Analyticsにアクセスし、「無料で設定」ボタンをクリックしてサインアップします。
1.3 プロパティを設定
新しいプロパティを作成します。ここで、ウェブサイトの名前、URL、業界カテゴリ、タイムゾーンなどの情報を入力します。
1.4 トラッキングコードの取得
プロパティが作成されると、トラッキングコード(JavaScriptコード)が表示されます。このコードをコピーして、解析したいウェブサイトの全てのページに貼り付けます。通常、<head>
タグ内に配置します。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>あなたのサイトのタイトル</title>
<!-- Google Analytics -->
<script async src="https://www.googletagmanager.com/gtag/js?id=UA-XXXXX-Y"></script>
<script>
window.dataLayer = window.dataLayer || [];
function gtag(){dataLayer.push(arguments);}
gtag('js', new Date());
gtag('config', 'UA-XXXXX-Y');
</script>
<!-- End Google Analytics -->
</head>
<body>
<!-- あなたのサイトのコンテンツ -->
</body>
</html>
1.5 設置確認
コードを設置したら、Google Analyticsの管理画面に戻り、リアルタイムレポートでトラフィックが正しく記録されているか確認します。
2. チェックすべき項目
Google Analyticsには、ウェブサイトのパフォーマンスを評価するための多くの指標があります。以下の項目を定期的にチェックすることで、サイトの改善点を把握できます。
2.1 ユーザー数
ウェブサイトを訪れたユニークユーザーの数です。日次、週次、月次で増減を追跡します。
2.2 ページビュー
どのページがどれだけ閲覧されたかを確認します。特定のページの人気を評価し、重要なコンテンツがどれくらい見られているか把握します。
2.3 滞在時間
ユーザーがウェブサイトに滞在する平均時間です。長いほど、コンテンツに興味を持っていることを示します。
2.4 直帰率
最初のページだけを見て離脱したユーザーの割合です。直帰率が高い場合、コンテンツの質やユーザーエクスペリエンスに問題がある可能性があります。
2.5 コンバージョン率
目標(購入、問い合わせ、フォーム送信など)が達成された割合です。これを追跡することで、マーケティング戦略の効果を評価できます。
2.6 流入経路
ユーザーがどこから来たのかを確認します。オーガニック検索、ソーシャルメディア、広告など、各経路ごとのパフォーマンスを評価します。